着物ドレスの椿屋です。こんにちは。
今日はボタニカル柄の羽織のことを書きます。
着物の柄は「ボタニカル柄」の宝庫です。
ここ数年よく見る「ボタニカル柄」ですが、自然の草花をモチーフにしたデザインの溢れる着物には、「花唐草紋」のような、まさに「ボタニカル」な柄がたくさん見られます。
カラフルなお花も好きですが、葉っぱや茎のグリーンがたっぷり入った感じも、甘すぎなくてとても好きです。
「まさにボタニカル柄!」という柄の羽織に出会いました。
デッサンの線のようなアウトラインも、華やかだけど優しい色合いも、もう一目惚れです。
作りたいデザインのパターンも引き終わったし、生地の洗濯も済んだし、あとは作るだけなのですが、これも悩む場所にポチッとシミがあるので、あれこれ思案中です。
前開きの服を作ろうと思っていたので、ボタンを探しましたところ、またもチェコボタンで面白いものを見つけてしまいました。
キノコの…妖精…? え、誰??
これも一目惚れです。
「ちょっと今回はチェコボタンじゃ煌びやかすぎるから、ナチュラル系のボタンでいこうかな」と思っていたのですが、完全にストーリーが浮かんでしまいました。
『草むらの中をキノコの妖精がお散歩しているワンピース』。
なんだか絵本のようで気に入っています。
一着の服の中に何かしら「ストーリー」があると、楽しい気分になれると思うのです。
全部が全部、こんなファンタジーなストーリーは付けられませんが 笑
仕上がったら、共感して頂ける方のところへお嫁入り出来たらいいなぁと、今から楽しみです。
それではまた。